展示や、現代邦楽紙芝居、ワークショップ等幅広く活動している小久江 峻さんに一問一答しました。
Q. お名前を教えてください。
A. 小久江峻(おぐえしゅん)です。
Q. 生年月日を教えてください。
A. 1993年12月14日生まれです。
Q. 出身地はどこですか？
A. 千葉県出身です。
Q. 出身学校と学部を教えてください。
A. 東京藝術大学美術学部絵画学科油画専攻卒です。
現在、東京藝術大学 Diversity on the Arts Projectという「アート×福祉」をテーマとした社会人対象のプロジェクトに在籍中です。
Q. どのような高校生でしたか？高校生の時何をしていましたか？
A. 美術科のある学校にいました。当時、身近な人の死があり、色々と考え始めたきっかけの時期でした。
Q. 東京芸術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. つくるのがとにかく好きで、両親もその系統の仕事だったので漠然とそういう生き方をしたいと考えていました。
大学を意識したのは、通った予備校にて、三つ編み顎髭のおじさんやパチンコを首にぶら下げたモヒカン眼鏡の先生に「小久江だって行けるよ」とそそのかれ、こんなにわくわくする人たちに言われたのだから行けるはずだ、と思い込んだからです。笑
Q. 浪人生活はどうでしたか？
A. 同じ事に打ち込む仲間が沢山いて、毎日切磋琢磨とても充実していました。
Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. ただただつくることが好きなだけの人だったので、画家やアーティストになる事が目標だったわけでもありませんでした。とにかく自分にとって「感じること、作ること、それらが誰かへ届くこと」について掘り下げ向き合っていく時間でした。
絵画、インスタレーション、音楽、映像、パフォーマンス、地域でのワークショップなど、自分が一番いいと思える形であるなら何でもやってみました。
Q. 学部を卒業してからの進路や、今してることを教えてください。
A. 絵画の展示や、現代邦楽紙芝居「また来てうらめしや」として紙芝居を通して身近に芸術と触れ合える場を作ったり、地域などひらけた場所でのワークショップなどを企画したりしています。
学校や教室など小学生〜高校生の美術教育も関わっています。
また「DOORプロジェクト」というプログラムをきっかけに、福祉現場に飛び込んでアートができる可能性を模索したり、アートを通じた交流活動も行なっています。
Q. その職業（仕事）を選んだきっかけを教えてください。
A. やりたいことをやっていっていたら自然とこうなっていました。
Q. 今後したいことを教えてください。
A. アートの枠組みを広げて変えていく。医療、福祉、芸術を横断し繋げていき、人間が生きるための術として社会で捉え直していく。
Q. なぜ、アートの枠組みを広げて変えていきたいと思いますか？
A. 芸術と聞くと、難しいとか一部の人が楽しむものというイメージを持つ人もまだまだ多いと感じます。しかし、同時に誰しも、例えば、明日着ていく服を選んだり、花や海や空を眺めたり、人を傷つけてしまい胸が痛んだりと、日常的に「感じる力」を持って生きています。この「感じる力」は全ての人が持つ、人間らしく「生きる力」のひとつであると思っています。医療、福祉、芸術、教育…物事を様々な分野で分ける考え方はわかりやすくもありますが、実際の「生きる力」というのは複雑かつ相互に関係していて切り離せないものです。分野を超え、それぞれの持つ力がもっと交わりながら関わることで社会全体の「生きる力」がもっと大きくなるといいなと思っています。
Q. 在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか？
A. ないです。常に悔いのないよう、その瞬間を大切しています。
Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか？
A. 小沢健二の「うさぎ」という本は衝撃的で何度も読みました。
Q. 気分転換は、どうしていますか？
A. 恋人と会って過ごします。
Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 体調管理、忙しい時も睡眠をとることです。
Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. 小久江峻ホームページ
https://shunogue.jimdo.com
現代邦楽紙芝居「また来てうらめしや」ホームページ
https://matakiteurareshiya.jimdofree.com
インスタグラム
https://www.instagram.com/shun_ogue/?hl=ja
ありがとうございました！
