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《北林 みなみ》 #0021 インドネシアの国費留学生として、現地の芸大に通いながら、作家としても制作活動を続けている北林 みなみさんに一問一答しました。

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インドネシアの国費留学生として、現地の芸大に通いながら、作家としても制作活動を続けている北林 みなみさんに一問一答しました。

Q. お名前を教えてください。
A. 北林みなみです。

Q. 生年月日を教えてください。
A. 1993年11月16日

Q. 出身学校を教えてください。
A. 武蔵野美術大学油絵科卒です。

Q. どのような高校生でしたか?高校生の時何をしていましたか?
A. 友達とカラオケ行ったりゲームしたりファミレスでダラダラお喋りしたりする、超普通の高校生だったと思います。とにかく暇だったので、ほぼ毎日ツタヤに行って100円の旧作映画を借りて、沢山見ました。本も好きだったので、授業中や電車の中でよく読んでました。教師に面談で、「授業中寝てはいないけど目がどこか果てしなく遠くを見つめている」と指摘されるくらい、全く話を聞いていない学生でした。

Q. 美術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. 美大を目指すきっかけは、江國香織と辻仁成の『冷静と情熱のあいだ』の作中に出てくる絵画修復家に憧れたからです。最初はずっと修復をやりたいと思っていましたし、美大じゃなくても絵画修復が学べる場所ならどこでもいいな〜って漠然と思ってました。
その後予備校に行って自分の画力の無さに心が折れたり、色々な人と出会ったり、美術を志すことの現実を知ったりして(笑)、色々考えが変わり、最終的に油絵科を目指すことにしました。

Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. 大学在学中は、学内での活動というより、学外での活動に積極的に参加していました。自分より年上で、既に活躍されている方々と関わるチャンスが幸運なことに多くあったので、その方達を見て、絵で食べていくことの大変さや、大まかな仕組み、流れなど、学ぶことが多かったです。今思い返すと、学外での活動(イラストやサブカルチャー的な要素が強い制作活動)と自分の描きたい絵画の狭間で色々苦しい期間が長かった4年間だった気がします。お金のことについて色々考えた期間でもありました。お金がないと絵って描けないんだ…と絶望したり、色々な現実を身をもって実感しました。

Q. 学部を卒業してからの進路(キャリア)を教えてください。
A. 卒業してすぐに、イギリスに1年ほど留学しました。帰国子女なのにも関わらず英語を上手く話せないという長年のコンプレックスを払拭するためです。この期間、おそらく人生で1番机に向かって勉強したと思います。帰国後またすぐに1年ほど瀬戸内の島で暮らしながら美術館で働きました。今までずっと都心暮らしだったので、頭ではわかっていてもピンとこなかった地域と美術の関わり方についてよく知りたいと思ったからです。実際に見て、学ぶことは多かったです。卒業後は中国で展示する機会が増え、そのおかげもあって色々な場所を転々としながらでも、制作活動を続けられています。また、空いた時間には絵画教室でこども達に絵を教えたりしていました。

Q. 今してることを教えてください。
A. 現在はインドネシアの国費留学生として、現地の芸大に通いながら、作家としても制作活動を続けています。

Q. インドネシアを選んだ理由を教えてください。
A. 幼稚園と、小学校の数年間東南アジアに住んでいて、その頃の経験やトラウマが今の自分に強い影響を残しているので、大人になった今、もう一度同じような環境に身を置きたいと思っていたからです。また、インドネシアには政府からの奨学金の制度があったので、この国を選びました。

Q. 国費留学生とはなんですか?
A. 政府から奨学金をもらって、現地で勉強ができる制度です。審査や書類の準備などは大変ですが、その分サポートが充実しています。

Q. その職業(仕事)を選んだきっかけを教えてください。
A. 絵が好きすぎてやめることができなかったので、細々と続けていたら、周りの人たちがどんどん助けてくれるようになって、今も続けることができているという感じです。周りの人達のおかげで自分の好きな道を選ぶことができています。

Q. 今後したいことは何ですか?
A. 同世代の色々な国の人達と一緒に、美術に関わる何かをしたいです。自分の住む世界の外側に目を向けるきっかけを生み出せるような、そんなことができたらいいなと思います。まだ考えは漠然としてますが。
また、私自身はこれからも長く絵を描き続けていきたいです。

Q. 在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか?
A. 絵画以外の作品の制作方法について、もっと経験しておけばよかったなあと思っています。道具も施設も借りることができたのに、もったいなかったなあと思ってます(陶芸、染物、金工、などなど)

Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか?
A. アール・ブリュット。ホックニー、ルソーの絵画。谷川俊太郎、田村隆一の詩。ミッシェル・オスロの映像作品。

Q. 絵を描き続けるために、どのような努力や行動をすれば良いですか?
A. 周囲の人たちを大切にすること、年齢肩書き関係なく全ての相手を尊敬して関わり合うことが、自分が好きなことをやり続ける上でとても重要なことだと個人的には思っています。

Q. 絵を描き続けることに、一番必要なことはなんですか?
A. 絵との距離感を上手に保つこと、だと思います。

Q. 気分転換は、どうしていますか?
A. 生き物の世話です。水槽の水換えしたり、犬のシャンプーをしたり、花の植え替えをしたりします。あとは映画館へ行ったり、古本屋へ行ったりすると元気になります。

Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 普通のことですが、朝早く起きて夜はちゃんと寝るように心がけています。以前は夜中までずっと起きて何かしていましたが、最近は早朝に絵を描くのが気分が良くて好きです。生き物と一緒に暮らすことが好きなので、部屋に必ず何かしらの植物を置いています。

Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. Web https://hkrnm73.wixsite.com/kitabayashi-minami
Twitter @hkrn1116
Instagram @minami0imanim

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ありがとうございました!

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