内装材メーカーにて壁紙の商品開発を行っている平本 恵理さんに一問一答しました。
Q. お名前を教えてください。
A. 平本恵理です
Q. 生年月日を教えてください。
A. 1991年4月7日生まれです
Q. 出身学校を教えてください。
A. 武私立親和女子高等学校 東京藝術大学油画科 卒業
Q. どのような高校生でしたか？高校生の時何をしていましたか？
A. 高校の時は器楽部（オーケストラ部）に在籍していました。美術に興味を持ち、1年の夏から美術予備校に通い始めました。
Q. 浪人生活はどうでしたか？
A. とても楽しい浪人生活でした。美大志望者の知識の深さに、毎日感心していました。予備校で出会った人は美術の情報だけでなく一般時事にも長けており、ユーモアがあって素敵な人達でした。
Q. 美術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. 理由は２つあります。１つは、美術予備校で出会った方々のような意識の高い学生と交流したかった為。２つ目は、自分の美術的な実力を証明したかったからです。
Q. なぜ油絵科に入ろうと思いましたか？
A. 現在の油絵科は油絵以外のジャンルに寛容で、幅広い分野の勉強を出来ると思ったからです。
Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. 在学中は臨床心理学を元にした作品制作や、海外短期留学等活動していました。健常者と患者、日本人と外国人の思考の差について比較検討するという行動が主になっていました。
Q. 学部を卒業してからの進路や、今してることを教えてください。
A. 愛知県にある内装材メーカー 株式会社サンゲツにて2年営業事務を行い、3年目より壁紙の商品開発課に異動となりました。壁紙の商品開発を行っています。デザインの制作、掲載カタログの校正、メーカーとの交渉など業務内容は多岐に渡ります。
Q. その職業（仕事）を選んだきっかけを教えてください。
A. 元々インスタレーションアートを中心に制作していたため、空間をどう演出するかという事に興味がありました。今の仕事は壁、床、窓全てのインテリアのコーディネートに関われるので、奥が深いです。
Q. 進路において就職を選んだ理由を教えてください。
A. 第一に、家計が苦しかったから。第二に、社会性を身につけたかったからです。どうしても世の中では「美大生は世間知らず」という見られ方をします。就職して、一般社会の通例や意見を取り入れる事が必要だと感じました。
Q. 今後したいことは何ですか？
A.自分のデザインした商品をトレンドにする事。他ブランドや海外とのコラボレーションにおいて交渉する為の知識や技術を身につけていきたいです。
Q. 在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか？
A. 大学で制作した作品が、社会でどのように活かせるのかもっと考えておけばよかったと思います。
Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか？
A. Twitterには大きく影響されました。自分の意見を気軽に発信し、意見を貰える事が当たり前になっていて、色んな分野の人とシームレスに関われるのが面白いと思いました。特に清野とおるや押切蓮介など漫画家の日常を切り取ったエッセイがブームになっていることが興味深いと思います。
Q. 気分転換は、どうしていますか？
A. 自由な時間はいつも創作活動を行っています。社会で働くためには、自分に費やす時間を減らさなければいけません。仕事が終わって寝るまでの時間と休日に思いっきり作品を作ることでフラストレーションを解消します。
Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 服装はオフィスカジュアルを心がけています。仕事をしている時はアーティストでは無いので、個性を主張しないように心がけています。
また、生活サイクルを朝型になるようにしています。建築業界は基本朝型なので、夜は12時までに寝る、運動を適度に取るなど健康である事に気を使っています。
Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. 無し…
ありがとうございました！
