U40

《日橋 慶充》 #0039 イラストレーターや顔面占い師という肩書もある日橋 慶充さんに一問一答しました。

卒業後,美大,芸大,就職,進路,仕事

イラストレーターや顔面占い師という肩書もある日橋 慶充さんに一問一答しました。

Q. お名前を教えてください。
A. 日橋慶充(にっぱしよしみつ)

Q. 生年月日を教えてください。
A. 1988年8月12日獅子座

Q. 出身地はどこですか?
A. 西東京

Q. 出身学校と学部を教えてください。
A. 東京造形大学室内建築専攻
東京造形大学大学院デザイン研究領域

Q. どのような高校生でしたか?高校生の時何をしていましたか?
A. 中高と男子校だったので 、とにかく面白さに全てを捧げて青春を過ごしていました。

たとえば色気ずいてWAXで髪をずっと整えてる勘違いBOYがいたら、その隣でオロナインを髪につけて挑発するような男子高生でした(笑)。

部活は柔道部で美術とは無縁。
でも絵というかイラストを描くのは好きで、ネタになるクラスメイトの似顔絵を描いたり、授業中は絵を描いてよく遊んでいました。

それが本人にバレて殴られたりもしましたが、とにかく風刺画というか、そういう活動が好きなだけで、いじめっ子では決してない、謎な存在だったと思います(笑)

Q. 美術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. 元々ストリートアートが好きだったり、メタルバンドのジャケやアメコミとか、かなりアメリカンカルチャーに染まっていたので、自分もそんなような絵が描きたいな〜と思ったのが美大を目指すようになったキッカケです。

でも立川美術学院という美大予備校に行ったのがとてもデカくて、そこから立体のセンスが開花して、平面ではなく最終的に立体のコースに進学することになりました。

Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. 最初の1年生の時はやっと全てから解放された!という感じで大好きなスケボーに興じたり、メタルバンドを組んでライブに出たり、やりたかった事だけをやっていました(笑)。

でも絵を描きたいとかはそこまでなくて、専攻がそもそも建築だったので、まあまあな気持ちで必修はちゃんと出るぐらいの学生でした。

そのまま2年になる頃、オレら廃人だから。と当時連んでいた友達に笑顔で言われて、いや、オレは廃人じゃない。と急に冷静になってしまい、口にはしませんでしたがそこから急に真面目になり、図書館で勉強をしまくる修業生活がはじまりました。

それまで連んでいた友達とはそれ以降一切話さず、遊ばず(笑)。

勉強は主に建築の勉強でしたが、そこからアートやデザインなど様々な書籍を読み漁り、ほぼ1年誰にも会わず図書館−授業−図書館−帰宅。だけを続けていました。

その後3年になり、前に連んでいた連中とも自然と話すようになりましたが、一体自分は何がしたいのか?と分からなくなったり分かったりの繰り返しで、悶々としていました。でも建築事務所のインターンだけはタダ働きでしたが、スポ根でほぼ毎日行っていました。

それからあれよあれよと学部卒業、進学となりウィーンに留学したことをキッカケに、今の仕事であるイラストレーターになりたいなあと思うようになりました。

Q. 学部を卒業してからの進路や、今してることを教えてください。
A. 大学を卒業してからは建築系のブラック企業やホワイト企業を転々とし、4年ぐらい社会人をやったところでイラストレーターとして独立しました。

今は単語帳や建築雑誌の挿絵を描いたり、イラストコラムの仕事もしています。あとは2019年はベルリンにいるため、大きな活動はありませんでしたが、顔面占い師という肩書もあります。

Q. 顔面占いに関して詳しく教えてください。
A. 顔面占いとは一言でいうと、助言付きの似顔絵です。

僕の特技が似顔絵とあだ名をつけることだったので、それを相方のコハルさんと色々こねくり回した結果、生まれたのが「顔面占いニッパシ館」です。

皆さんも人相占いというのを聞いたことがあるかと思いますが、それとは全く違くて、顔面占いはそもそも占いではありません(笑)
けっこう真面目なお客さんとかに、先生!お願いします!ってガチで助言をもとめてられて困ります。。

でもかといって雑に助言をしているわけではなく、真剣に直感で助言をしているので、たまにドンピシャな助言ができる時があるんです!
例えば実績でいうと、〇〇したら大学受験に合格したとか、〇〇したら結婚できた!とかけっこうミラクルが起こっています。

人間は第一印象で7割どんな人か分かる。と科学的に証明されているみたいですが、何となくそんな感じですね!

あとは説明というかポリシーの部分をお話すると、占いを基本あやしいな〜って思ってるサイドの人間なので、そのあやしさをパロって楽しんでる感覚もあります。

そんな意識をもった二人(日橋/川勝)で活動をしているのですが、僕が2018年末からベルリンに住んでいるので、2019年は活動ができませんでした。

次回は一時帰国のタイミングで、顔面やって〜!とお声がかかったら、久しぶりにやりたいと思っています。そうだ、最後の顔面をやったのは結婚式の二次会だったなあ〜。けっこう忘年会とか結婚式とかに呼ばれることも多いんですよ。占い団体なのに(笑)

ってことで、ぜひ気になった方がいましたら、顔面占いのインスタがあるので見てみて下さい!

顔面占いのインスタグラム
https://www.instagram.com/nippashi_kan/?hl=ja

Q. イラストレーターで食べいくことに関して、最初はどのようなきっかけでイラストの受注をしましたか?
A. はじめてイラストのお仕事をもらったキッカケは、大学の友達の紹介です。
そこから色々と発展して、のちのクライアントになる方に出会ったり、とても大きな転機だったと思います。この記事を読んでくれているかは分かりませんが、その友達には超感謝しています(笑)

あとは他の友達、知人など、たまたまの出会いからお仕事に発展することが多いです。

Q. その職業(仕事)を選んだきっかけを教えてください。
A. 先ほどにも書きましたが、ウィーンに留学したことがキッカケです。

ウィーンでは建築構造の理系ゴリゴリのクラスに間違って配属されて、数学が大嫌いなので早々に引きこもりになってしまいました。

そして、それでは勿体無い!と思い立ち、街を徘徊するようになって建築のスケッチや人間観察日記を書いたりして、自分がしたい事ってこれ?的なことが分かってきました。

その様子をFacebookにアップしたら、友達からかなり面白がられ、それでイラストレーターという職業を意識しました。

でも今もイラストレーターではあるのですが、どちらかというと、言いたい事をイラストにする事が多いので、風刺画家?とまではいきませんが、言いたいことがある系イラストレーターなのかなあ?と思います。

Q. 今後したいことを教えてください。
A. 今後はラジオか動画配信をしてみたいと思います!

自分が思っている事をイラストだけで伝えるのは難しかったり、動画のほうが良い場合もあるなあ〜と思ってきたので、表現媒体を開拓していきたいと思います。

あとはずーっと思っていることですが、1月〜3月はハワイ4月〜5月は日本6〜8月はドイツ9〜10月はカナダとかアメリカ11月〜12月はスペイン。
かなりリッチな夢ですが、この生活を実現してみたいです。

故大橋巨泉さんはこれに近い生活をしていたので、もし爆稼ぎできるようになったら出来るかも!?

Q. 今後したいことを教えてください。
A. 今後はラジオか動画配信をしてみたいと思います!

自分が思っている事をイラストだけで伝えるのは難しかったり、動画のほうが良い場合もあるなあ〜と思ってきたので、表現媒体を開拓していきたいと思います。

あとはずーっと思っていることですが、1月〜3月はハワイ4月〜5月は日本6〜8月はドイツ9〜10月はカナダとかアメリカ11月〜12月はスペイン。
かなりリッチな夢ですが、この生活を実現してみたいです。

故大橋巨泉さんはこれに近い生活をしていたので、もし爆稼ぎできるようになったら出来るかも!?

Q. フリーで活動するイラストレーターに必要なスキルや行動はなんですか?
A. これは本当に人それぞれなので、上手いことお伝えできるか分かりませんが、いくつか僕が実践していることを紹介します。

1.ほぼ毎日イラストを描く
これはイラストレーターにとって、一番大事なことだと思います。
プロレスラーの武藤敬司選手が、筋トレは歯磨きと一緒。と言っていましたが、その感覚に近い気がします。

2.SNSを有効活用する
昨今フォロワーを増やすことに全神経をブチ込んでいる人が多いですが、それよりも表現したいことを投稿して、少なくても濃ゆいファンを増やす方が良いと思います。これでフォロワーが何万もいたらカッコいいのですが、、って感じです(笑)

3.たまにテキトーになる
テキトーってよくないとされていますが、僕はとても大事だと思っています。
いくらやってもダメな時は、ダメ。そんな時はテキトーになることが大切です。
納税とか人に迷惑かける事はテキトーにしてはいけませんが、自分の中でおさめられることは、テキトーに考えた方がかえって良いものが生まれることもあります。

4.キッカケを大切にする
偶然の出会いや、キッカケを大切にするようにしています。でもこの会つまんね〜と思ったら即効退散するので、人付き合いが上手い方ではありませんが。。
それでも知り合った面白い方とは、濃ゆく長い関係を築けているので、まあいっかです(笑)

5.無駄な事をする
無駄だと自分で決め込んでいる事をやってみると、けっこう発見があります。
という口実で、なんの為にもならない行動をよくしちゃっています。でもいつかなんかのネタになると信じています。

以上です。

あとは必要なスキルといえば、自分のスタイルとかに固執しまくるんじゃなくて、たまにはぶち壊してみるのも良いんじゃないかな〜と思います。
その破壊と再生のスキルは、きっと何事にも大事ですよね??

Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか?
A. 過去に影響を受けたものは、たまごっちとかたくさんありすぎて特定できませんが、一番影響を受けたものはテレビだと思います。日本のバラエティ番組は特に最高で、思考回路はテレビによって作られたと思います。

現在影響を受けているものは、ドイツの絵本とか、作者のブラックな一面が滲み出てしまっている子供向けのものが好きです。

Q. 気分転換は、どうしていますか?
A. 気分転換は筋トレです。けっこう過激にやるのでよく筋肉痛になっています(笑)。

Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 衣食住で一番大事なのは食ですね。もちろんシェルターである家も大切ですが。ああでも服もアベイシングエイプが好きだったり、なんとも優劣がつけ難いですね(笑)。

生活で気をつけていることは、一日に何度もスゲエ!とかへぇ〜!と思うように色々と情報収集しています。

好きなことは何だかんだイラストを描くことですね!描いてて癒されるし失敗したなあとか学びが多いです。

あとは建築の歴史や知識を知って、なるほど!となるのも好きで、暇な時によくやっています。

Q. 現役学生にひとこと
A. 一流のものを見て、一流のものを食べ、一流の人に触れる。という故赤塚不二夫さんの名言をパクったような感じですが、今自分が学生に戻れるならこれしかないですね。

文章ではなく、リアルな何かは経験でしか得れないので、気になったら行動あるのみです!

Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. 今はインスタグラムが一番使うメディアで、主にそちらで何かしら毎日発信しているので、この記事に興味をもっていただけたら、記事の最後のURLから飛んでみてください。

それから最近行っていることとすれば、ドイツの日常生活の写真をアップしているインスタもやっていて、そちらも見ていただきたいです。いかにためにならない事を発信できるかがテーマなので(笑)。

その他にはオリジナルパーカーなど服のデザインや、ライン絵文字もあるのでこちらもよろしかったら見てもらえたら嬉しいです!

以上、お忙しいところ、ひん曲がった美大生ストーリーを読んでいただきありがとうございました!

イラストレーター
ニッパシ

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ありがとうございました!

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