小学校の教員(講師)をしながら、制作活動をしている高橋 稜さんに一問一答しました。
Q. お名前を教えてください。
A. 高橋 稜です。
Q. 生年月日を教えてください。
A. 1994年8月19日です。
Q. 出身地はどこですか?
A. 生まれは北海道で、育ちは東京です。
Q. 出身学校と学部を教えてください。
A. 東京造形大学絵画専攻出身です。
Q. どのような高校生でしたか?高校生の時何をしていましたか?
A. 運動部が盛んな高校であったので、ほぼ毎日部活に明け暮れていました。
Q. 美術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. 小学校の頃から図工が大好きで、高校の部活を引退したときに、美術を学びたいと思い、美術大学を選びました。
絵画専攻を選んだ理由は、はじめて見た展示が洋画であったため、その影響が強いです。
Q. 浪人生活はどうでしたか?
A. 浪人生活はとても悔しいことばかりでした。ですが、同世代がとても刺激的な人達ばかりで、自分も上手くなりたい!の一心で気づいたら2浪していました。(笑)
コンクールの結果や、先生の講評で激しく落ち込んだり、一喜一憂も多かったです。今思えば予備校の価値観でしかないので、そんな激しく落ち込む必要も無かったのかもしれませんが、浪人から美術を始めた自分にはとっては必要な時間でした。当時の担当の先生にはすごくお世話になりました。
Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. 自分は視野が狭く、価値観が偏りやすいので、本を読むこと、外に展示を観に行くことを大事にしていました。大学での教授の講評の言葉は身になることが多いのですが、それを鵜呑みにしないようにするため、本を読み、外に展示を観にいくことをすることで、物事を違う角度から見ようとしました。もちろん教授のご指導で今も大事にしてることはたくさんあります。
Q. 学部を卒業してからの進路や、今してることを教えてください。
A. 小学校の教員(講師)をしながら、制作活動をしています。
Q. 小学校で教員をしながら、制作をしている理由を教えてください。
A. 二足のわらじとして、僕は制作一本で生きていけるほど器用な人間ではありません。異なる環境があることで、物事を色々な角度から見られ、一方通行にならないような人間になりたいからです。制作でインプットしたものを、学校でアウトプットできたり、学校でインプットしたことを、制作でアウトプットしていきたいからです。
Q. その職業(仕事)を選んだきっかけを教えてください。
A. 大学生のときに小学校の支援員をしていました。ある学年に固定でつかせてもらったのですが、その学年の子達から小学生のもつ発想力や想像力に惹かれて、小学校の教員を選びました。
Q. 今後したいことを教えてください。
A. 良い絵を描くこと。また、子供達の色々な発想力や想像力を育める教員に成長すること。
Q. 子供達のいろいろな発想力や想像力を育める教員に成長させることで、大切にしている声かけや行動を教えてください。
A. これは駄目、あれは駄目と束縛しすぎないこと。
Q. 在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか?
A. 海外で美術作品を見ることをしておけば、もう少し今の日本の美術を違う角度から考えられたのかなぁ、と思います。
Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか?
A. 過去では、浪人中、在学中に見た様々な展示。現在では、小学生の大人にはない発想力。
Q. 東京造形大学のいいところを教えてください。
A. 東京造形大学は、制作の環境として自分は良い環境であったと感じます。助手さんや非常勤の先生は活動中のアーティストばかりで、卒業して制作を続けている方の制作や活動を近くで見れたことは良い刺激であったと思います。
Q. 気分転換は、どうしていますか?
A. 気分転換はスポーツです。中学、高校とソフトテニス部であったので、テニスで気分転換をします。
Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 生活で気をつけていることは、部屋をきれいにすることを保つ。大学を卒業して、部屋が作業場なので、効率良く制作ができるよう、綺麗な状態を保つよう意識しています。
Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. https://ryochimm.wixsite.com/mysite
ありがとうございました!