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《中田 みのり》 #0042 デザイン科を卒業した後、広告代理店に就職し、プランナーとして日々鍛錬している中田 みのりさんに一問一答しました。

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デザイン科を卒業した後、広告代理店に就職し、プランナーとして日々鍛錬している中田 みのりさんに一問一答しました。

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↑中田 みのりさんの卒業制作時の作品。映像作品やインスタレーション等を制作している

Q. お名前を教えてください。
A. 中田 みのり(ナカダミノリ)

Q. 生年月日を教えてください。
A. 1993年10月27日

Q. 出身地はどこですか?
A. 東京都

Q. 出身学校と学部を教えてください。
A. 東京藝術大学 大学院 修士課程 デザイン科

Q. どのような高校生でしたか?高校生の時何をしていましたか?
A. 都立芸術高校の油画科に入学し、高2の時にデザイン科に転向しました。移籍後は、アカデミックなデッサンやデザインの基礎、Adobeソフトなどを学びつつも、油画科の頃に大きいキャンバスに向かっていた気持ちよさが忘れられず、建築用木材を使った巨大なアート作品も自主制作し続けていました。

Q. 浪人生活はどうでしたか?
A. 現役時代、大手予備校でトップを維持しストレートで受かる気満々だったのですが、2次試験で完敗。合格発表を見た日は人生初めての挫折で、おでこが床にのめり込むほど泣きました(笑)。現役も1浪も藝大1本だったので、受験当日の絵1枚に1年間のすべてが掛かっている重みがプレッシャーで、精神は不安定でした。浪人生活は、朝早くから美術予備校に篭り狂ったようにデッサン・平面構成・立体構成を制作、夕方予備校が終わるとすぐに学科予備校に移動して勉強、23時頃帰宅してから自室で石膏デッサンの自主練をする日々の繰り返しでした。人生で1番壮絶な日々だったと思います。

Q. 美術大学を目指すきっかけやできごと、理由等を教えてください。
A. 「東京藝大に行く」と決めて公言したのは、小学校3年生の7歳です。夏休みの自由研究をしたくなくて、絵が好きだったので花の絵を1枚の描いて持っていったところ、担任の先生がすごく褒めてくれたことを機に、「日本で1番すごいところはどこ?」と親に聞いて決めました。

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Q. 在学中にやっていたこと、考えていたこと、学んだことを教えてください。
A. まず、藝大は「学校で1番絵が上手いやつ」だった人たちが一挙に集まる空間なので、入学してからは、ものづくりの概念が外と比べることよりも自分の内側を深掘りしていく姿勢にぎゅんっと大きく切り替わります。大学では、デザイン科に入学しながらも、油絵、彫刻、日本画、工芸など他科にも多くの友人を作り、授業や講評会に侵入したり、一緒に国内様々なところで作品展示をしたりしていたので、手法を問わず、デザインとアートを横断しながら、その時つくりたいもの・おもしろいと思うものをつくり続けていました。在学中、自分の作品を見た人がふふっと笑ったり、うるっと泣いてしまったりする場面に出会い、心動かされ、大学院に進んでからは、人が歌い出したり踊り出したりする作品を作ろうと思い、修了制作では「おしり文字」というフォント制作と映像の作品を制作しました。

Q. 学部を卒業してからの進路や、今してることを教えてください。
A. 広告代理店に就職し、プランナーとして日々鍛錬しています。

Q. プランナーとはどのようなお仕事ですか?具体的に教えてください。
A. 国内国外問わず、様々な企業さんが抱える課題や、やってみたいこと、チャレンジしてみたいことに、あらゆる角度から“解”を現していくお仕事です。何かしてみたいけど、何をしたらいいかわからないという企業さんにも、「今の世間はこんなことが起きていて、こんなことが求められるこんな温度感なので、こういうことをしたらみんな喜ぶし楽しいんじゃないですか?」と提案してみて、一緒に考えて磨いて実現までしていくお仕事です。

Q. その職業(仕事)を選んだきっかけを教えてください。
A. 大学院で出逢った恩師のものづくりにドキっとし、恩師が若い頃働いていた会社で働きたいと思い就職しました。

Q. 今後したいことを教えてください。
A. 今はお仕事に注力するため、ギャラリーに現代アート作家として所属はしているものの、自主制作はおやすみしています。ただ、どうしたって手元でコネコネつくることは好きだし、「あぁ、今この瞬間を映像で残したい」とか「あぁ、この想いを出来るだけ美しく残したい」と空気上に描く瞬間はとめどなくあるので、ものづくりを愛する人間として少しずつ生き方は考えていきたいと思っています。

Q. 在学中にやっておけばよかったと思うことはありますか?
A. 「美大生らしい生活」は人生の財産になります。
美術の名の元にいる学生は、大体みんな貧乏で、絵の具だらけで、くさくてホコリだらけで服も汚いのに、幸せそうにニコニコフラフラしています。納屋みたいなボロ家で暮らしながらも、作品を制作する資金のために十何種類のバイトをして、たまにちょっと変な世界に足を突っ込んだりもしたりしながら、毎日お酒を飲んで夢をみてケラケラ笑って、、。ただ、どんなにだらしなくても、ペンと紙があればいつでもどこでも何かが生み出せる。美大生としてやっておくべきことを、全部やってきてよかったと思います。

Q. 過去または現在で影響を受けたものはありますか?
A. 自然光です。光をみる能力を鍛えられたことが、美大を受けてよかったことです。

Q. 気分転換は、どうしていますか?
A. 美大生は、自分で自分を楽しむ能力が高いので、自分次第で毎日がキラキラし続ける、特殊な性質があります。
ものづくりしかできないし、ものづくり自体が気分転換みたいなものなので、うーんつまり気分転換しかしてないのかもしれません。大丈夫かな。

Q. 衣食住、生活で気をつけている事や、好きな事を教えてください。
A. 家族を大事にする。好きな髪で、着たい服を着て、好きな人と好きなことを話す。

Q. 今行っていることのSNSやURL等ありましたら教えてください。
A. https://minorinakada.tumblr.com/

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ありがとうございました!

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